メインビジュアルの秘密

Gパンとサングラスに込めたもの

プロカメラマンに依頼して、ホームページのトップを飾る写真の撮影を行いました。
我が社の倉庫を使い、実際に使用している小道具をセッティング。
けれど、なぜGパンとサングラスなのか?ただのカッコつけではありません。
そこにはかつて経験した衝撃的な出来事とそこから学んだ仕事に対する姿勢が隠されています。

この仕事をはじめてまもなくの頃、いただいた仕事のひとつに、とある起工式の大きなテントの設営がありました。当時まだ経験の浅い我が社は人手も時間も足りなかったため、大きなテントの設営は九州の専門業者に外注することにしました。

さて、設営当日。現場で約束の時間に待っていると二台の車がやってきました。停車するとおもむろに降りてきた三人の男たち。大テントの設営に三人は少なすぎる。しかもその格好はGパンにサングラス。いったいこの人たちは何者だろう?作業する人たちは他に来るのかなと思いました。

ところが、軽く挨拶した後その三人がすぐさまテントの設営を始めたのです。驚いたのはその手際の良さ。完璧な段取りと連携プレー。まったく無駄のない動き。みるみるうちにテントが出来上がっていく。完成に数日はかかると思われた大テントはたったの3時間で完璧に仕上がったのです。しかもたったの三人で。

惚れ惚れする見事な仕事ぶり。それはもはや観客を魅了するひとつのパフォーマンスのようでした。すべてにおいて格好良い。設営の仕方だけを見てもすごいと思うところに、まさかのGパンとサングラス。
設営ってこんなに格好良くできるのか。
それはもう、感動を超えて一種のカルチャーショックでした。

これがプロの仕事だ、自分もそうやろう。

その時から設営の仕方も本物のプロの仕事を意識してやってきました。たとえばテントの設営時には、ただ設営することだけを目的にするのではなく撤収するまでのことを考えた設営をします。つまり一歩も二歩も先を読み、計算しつくした無駄のないやり方をするのです。

本物を追求するプロの仕事人。通例に妥協せず、意味のないこと、無駄なことはしない。
それを教えてくれたあの三人への敬意を含めて、Gパンとサングラス姿には本物志向のプロであるという姿勢と思いが込められているのです。


香川高松のイベント運営・企画支援会社ふじイベントサービスが、これまでに手掛けてきたか数々のイベントから学んだ経験とノウハウを、代表 藤原 宣雄の目線で語ります。
イベント主催者や、イベントに関わる様々な関係者にとって、何かの参考になれば幸いです。


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