イベント考ラム(コラム)

気づいていますか?その準備の落とし穴!

今回は、設営に関していつもとは少し違う観点からお話をしましょう。

みなさんは、竣工式などで行われるテープカットの場面を、式の参列者として、あるいはテレビニュースなどで見たことがあると思います。
来賓の方などが舞台にあがって紅白のテープを一斉にハサミで切り、竣工を祝う、式のクライマックスですね。

そんな重要な場面ですが、たまに、テープを切り終わった後ハサミを持ったままどうしていいのか分からずとまどっている状況を目にしたことはありませんか? もしかしたらあなたご自身がそんな経験をされたことがあるかもしれませんね。
見回してもハサミを置く場所はなく、かといって床に置いたり、ハサミを持ったまま退場したりするわけにもいかず、ちょっと困った雰囲気の時間が無為に過ぎていく。

そんな状況をつくらないために事前に考えておくこと、準備しておくことがあります。

テープを切り終わったらすぐにハサミを回収できるように、運営側のスタッフがハサミを受け取るお盆を持ってすぐ近くで待機しておくのです。
お盆は、テープカットの直前にハサミをお盆に乗せて各人に渡すので、そのお盆をそのまま使えばよいでしょう。
テープをカットした後スムーズにハサミの回収を行えば、式がスマートに進行していきますよね。

また、地鎮祭などの神事で参列者が最後に乾杯をしてお神酒をいただくことがありますが、お神酒をいただいたあとの「かわらけ(お神酒をいれる小さな器)」をどうしていいのか分からず参列者が困ってしまうことがあります。
そうならないように、かわらけをすぐに回収するためのお盆やスタッフをあらかじめ決めておくことが必要です。
すぐに回収してもらえれば、参列者の方々も安心できますね。

さらに、地鎮祭のクライマックス「鍬入れの儀」では白手袋を着用しますが、鍬入れが終わった後白手袋はどうしたらよいのか、ここでも少しとまどう場面がたまにあるようです。
そんな時も、スタッフが白手袋をさっと静かに回収してさしあげることが必要です。

設営は、ただ単に物を用意すればいいということではありません。
その道具を使ったあとの流れはどうなるのか。式の流れや参列者の動きも考え、道具を使った後のその先、回収までを考えて準備をするのです。

どうすれば式をスムーズに運営・進行することができ、みんなに気持ちよく満足してもらうことができるのか。その「おもてなし精神」が大事なのです。
その見えない気遣いの部分があることが、単に物の設営だけではない、弊社のプラスαの部分だと思っています。

令和6年6月 藤原 宣雄


香川高松のイベント運営・企画支援会社ふじイベントサービスが、これまでに手掛けてきたか数々のイベントから学んだ経験とノウハウを、代表 藤原 宣雄の目線で語ります。
イベント主催者や、イベントに関わる様々な関係者にとって、何かの参考になれば幸いです。


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