昨年(2024年)の秋に、ある自治会が主催するイベント「和っしょい祭り」の設営をしました。
「和っしょい祭り」は、有志によるジャズ演奏や、婦人会の手作り作品の販売、子どもたちが参加できるヨーヨーづくりなど、ちょっとした出し物があり、開催は夕方17時から夜20時までの3時間でした。
我が社が準備したのは、テント、テーブル、イス、ステージ、看板、照明です。たった一日の短い時間のお祭りですが、500?600人が集まり、大変な賑わいでした。
こういった地域のイベントは、我が社がこれから力をいれていきたい分野で、とても意義を感じる仕事でした。
というのも、普通、イベントなら大きく盛大なものを手掛けたいと思いがちですが、我が社がもっとも大事だと思っていることは、イベントの大きさではなく、イベントを通して人と人が交流すること、人間関係づくりができることなのです。
まずは地域の小さなイベントを通じて、多様な人間関係や人脈ができていくことが大事で、そこを原点に考えていけば、イベント内容もいろいろなアイデアが浮かんでくるものです。そしてイベントが徐々に他の地域にも広がり、人とのつながりも広がっていけたら・・・。
目的は、イベントの開催自体ではなく、イベントを通して人と人とが交流しつながれること。
イベント設営会社として、地域のイベントを、プロの目線で企画の段階からお手伝いできることが喜びでありやりがいを感じるところです。
当「イベント考ラム」に、地域の人が協力しあって楽しみながらイベントを開催することで、それまでに交流のなかった人とのつながりができ、イベントは大成功だったという記事がありますので、そちらも参考にされてみてください。(イベント成功のヒントがここにある?)
令和7年3月 藤原 宣雄