イベント考ラム(コラム)

神社参拝のマナー、どこまで知っていますか?

~~~知っているようで知らないワンポイントアドバイス~~~

時節柄、神社参拝の機会が多くなってきますね。我々は長年神事の設営を数多くやっていますので参拝に関しても正しいやり方が身についています。そこで今回は参拝の基本的なマナーに関して、一般的に知っているようで知らなかったり、曖昧だったりするポイントをお伝えしましょう。

手水の作法

まず柄杓で水をすくい、左右交互に手を洗いますね。ここまではみなさん普通にやっていると思います。手水の作法にはまだ続きがあります。手を洗った後、次に口をすすぐのが本来のやり方です。

柄杓の水を左の掌に溜めてその水を口に含み口をすすぎます。柄杓に直接口をつけてはいけません。

ポイント1:手のひらから水を口に含んで口をすすぐ

まだ終わりではありませんよ。口をすすいだ後、最後に柄杓の柄を洗います。
柄杓を立てるように持ち、残った水を柄に流して柄を洗います。

ポイント2:両手で柄杓を立てて柄を洗い流す

柄杓をもとに戻して終了です。

さて、この一連の作業を、最初にすくった一杯の水で行います。

ポイント3:このくらいの水をすくい、この一杯ですべてを行う

途中で水を汲み足すことはせず、一杯で最後までできるように水の量を調整しながら行いましょう。

拍手の仕方

神社の多くは、二礼二拍手一礼をしてお参りしますね。この拍手の時、両手を大きく広げないことがポイントです。大きく広げて大げさにするのは神様に対して失礼に当たると考えられています。両手を広げたときに手が自分の肩幅より外に出ないようにしましょう。

また、柏手を打つ時は右手を左手より1~2cmほど下にずらして打つようにします。

参道の歩き方

参道の中央は神様がお通りになると言われています。中央を避けて通りましょう。

今度の初詣にはこれらのポイントを頭に入れて参拝してみませんか?

令和元年12月 藤原 宣雄


香川高松のイベント運営・企画支援会社ふじイベントサービスが、これまでに手掛けてきた数々のイベントから学んだ経験とノウハウを、代表 藤原 宣雄の目線で語ります。
イベント主催者や、イベントに関わる様々な関係者にとって、何かの参考になれば幸いです。


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